夜行バスの会社で見えてきたモノ。
みなさん、こんばんは！(^_^)
朝晩すっかり涼しくなってきた、
千葉県からお伝えしています！
あ、どうも。
なかピー大仏さんです。
今回は、バスの運転士に戻る２回目編。
前の会社の仲間が
楽しそうにやっていたのが心に残り、
自分もそれに乗っかろうと決めた。
しかしながら、そこに待っていたのは・・・。
苦痛の日々でした・・・。
その会社は夜行バスの会社で、
西は広島、北は青森までの
路線をもっていました。
路線バス上がりの私にとって、
異次元の世界とも言える世界でした。
いままでいた会社とは全く違う。
まず、退勤時間が決まっていない。
車庫に何時着までは決まっているものの、
清掃とかそういった時間、
それに対する手当とか、そういったものがない。
仮眠先も常識外れな場所にあったり・・・。
いまから思えば、ブラック企業でした。
１勤務３日です。
１日目の夜に東京発、２日目の朝に現地着、
２日目の夜に現地発、３日目の朝に東京着。
その勤務の繰り返しなので、連勤になると、
３日目の夜に東京発、４日目の朝に現地着、
４日目の夜に現地発、５日目の朝に東京着。
最大５往復。１１日かかりました。
そうなると、
家はたんなる仮眠所になってしまうわけです。
広島行きや青森行きの出発日は、
家族誰とも会わずに出発してしまう。
めちゃくちゃすれ違いの生活でした。
私自身、一生懸命仕事をしていましたが、
それをよく思っていなかった人が何人もいて、
訳のわからない
根も葉もないウワサを広めてくれたり、
紹介してくれた人にも裏切られ・・・(;ﾟロﾟ)
（いまはもう連絡とっていません）
いまから思えば、そんな人たちは
自分に自信のない人たちなんだって思えるけど、
そこにまだ気づいていなかったオレ、
はっきり言って、どん底でした。
そして、追い打ちをかけるように、
私にとって、一番きつかったのは
昨年のクリスマスのことでした。
１２月２４日。
東京から広島への出発日でした。
２４日は家族に誰とも会うことなくて、
ひとりきりのクリスマスイブ。
クリスマスイブの楽しみと言えば、
娘の枕元にプレゼントを置くことなのに。
広島へ旅立っていくオレって・・・。
すごーーーーーく悲しくなって、
仮眠室で涙を流していました。
親父としてなんにもやれていない。
夫としてなんにもしてあげられていない。
そんな抑えていた思いが爆発。
１２月～１月にかけて、
胃けいれんを４回経験しました。
うち３回は家にいるとき、
のこり１回は仙台からの帰り便の時。
それも代わりの運転士いなかったから、
激痛に耐えながら帰ってきました。
それがラストランでした。
わずか４か月だったけど、退職。
いい点もそれなりにあったんです。
現地の電車やバスに乗ったりできたこと。
仙台のJRや地下鉄に乗ったり、
たこ焼きを食べたり、
祖母のお墓参りにいけたり、
広電に乗ったり、
いろいろできたことはあった。
けど、それも家族を置いてきぼりにしていた。
そういえば、その時の同僚は、
奥さんを捨てて仕事を選んだ。
青森や仙台に家族をおいて来ている人もいた。
そういった人たちからは
面白く思われていなかったのかもしれないな。
でもね、
オレにとって、
仕事と家族どっちを選ぶ？となると、
家族を選ぶ。
それには正解も不正解もないんだけどね。
人それぞれだから。
そして、地元での仕事に手を出すものの・・・。
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